エリザベス女王杯は芝状態がポイント

冬になると芝の成長が止まるため内ラチからズラして開催が進められる京都競馬場。それでも予期せぬ悪天候により馬場状態の悪化が進んだりすることは珍しくありません。そういった状況では芝の生えそろった良い馬場を通った馬が有利になるのは間違いなく騎手の判断が勝ち負けにつながることも多いのです。

サラブレッドさえ強ければどのジョッキーが乗っても一緒だという人がいますがそんなことはありません。明らかに下手な藤田菜七子が乗れば実力馬でも馬券圏内にも入れないことがあると断言できます。まずサラブレッドは気性が激しく特にその中でもサンデーサイレンス系の激しさは世界を見渡してもトップクラスと言えるものなのです。

そんな馬の操縦を誤れば1着になるどころか暴れられて落馬なんてことにもなりかねない、まさに一瞬の気のゆるみが命取りになることがある。そういう難しさが競馬の魅力であり万馬券といった高配当が生まれる原動力でもあります。

それでも牝馬は牡馬に比べれば従順な部類で扱いやすいと言われています。それだけに、このレースで女性騎手を優先して乗せるなんて取り組みがあってもいいのではないでしょうか。たとえば女性ジョッキーを乗せたら1000万円の賞金を上積みするなどすることでファン対策にもなると思います。

そんなことJRAが早々やると思いませんが競馬ファンの要望としてツイッターでだしていけば、その内にJRA理事長を動かすことになるかも知れません。地方競馬の女性騎手もや世界の女性騎手を呼んだG1レースがあっても面白いと思います。

もし、京都競馬場の芝状態が良いのなら深く考える必要はありません。あくまで馬場が荒れてきた時に重視して欲しいと思います。

   

 - エリザベス女王杯2